過去の日記から。

さて、明日からである。

私は小説を書く為に、調べなければいけないことがある。それは、母方のT家のことである。

昔は地元では有名だったというT組のことを調べなければならない。母に聞くのが一番良いが、現在彼女とは絶縁状態にあるゆえ難しい。それに、小説に書くということを彼女は絶対に許さないだろうし、簡単には教えてくれないだろう。

そういうわけで、あましんアルカイックホールにある地域研究史料館へ足を運ぶ予定だ。二年程前、少しだけ其処でボランティアをやったことがあり、尼崎の地域に関する莫大な資料の数があることは分かっている。もしかしたら、何か手掛かりがつかめるかもしれない。

しかし、私は体調不良を理由にボランティアを割とすぐやめてしまったので、正直行きづらい。その時はパソコンに向かって、打ち込みの作業をやっていたのだが、なんとなく周りの方々の態度が急に冷たく感ぜられて、しんどくなってしまったのだ。30過ぎの女が昼間から仕事もせずブラブラと挙動不審でいるのは偏見をもたれているのではないかと思ってやめてしまった。

そんなことが気になりつつ、やっぱり行かねばならないとも思う。

どうして書かねばいけないのか。

そんなこと、わからない。

時間だけは無駄にある。

私に与えられた課題、それは粉々になった家族写真を自分の手で繋ぎ合わせること。それは困難をきわめるにちがいないが、やるしかない。

だって、それ以外なにがあるというのか。普通に生きていくことが、私にはわからない。

ボウフラのような頭を抱えて、どうやって生きていけばいいのだ。

とにかく、書く。

書く、書く、書くことだ。

狂ったように書く、しかない。