反動を見込む

[あらすじ] 明日は東京レインボーパレード。

先頭集団の先頭でトロンボーン吹いて歩くよ。

とはいえ、ほんとのほんとの先頭の一列は、本部の人が歩く。

たぶん、真ん中に華やかなドラァグクイーン

23年前、日本初だったレズビアンゲイ・パレードをやった時は、

そんなことも初めてだった。

「先頭の左端を責任者が歩くんだって!」

「へー!そういうふうに決まってんだねー!」

なんて会話しながら10人くらいの実行委員で準備していた。

初回ってのは純朴でいいわね。

この辺りの振り返りは、また来週以降書こう。

日本でのここ数年のLGBT関連の動きは、

マーケティング戦略と企業内の社員福利と同性パートナーシップの3点が大きい。

「LGBT市場」なんて言って、たとえば、

今までファッションと言えばメンズかレディースという括りだったわけだが、

ここに「ゲイ好みのデザイン」というのを加えて、

市場を広げよう、収益を上げよう、ってな話だ。

セクシュアル・マイノリティは差別にかかる問題だと思っていたが、

こういった経済目線の捉え方が広がったのだ。

それは、LGBTやダイバーシティ(多様性)という扱い方が、

企業の中で起きてきたことと関係無くはないだろう。

企業と言っても、外資系が多いように思う。

もちろん、例外はあるが。

社内でLGBT差別問題が起きて報道でもされると、

企業イメージが下がる。

いまどきLGBTなんじゃらほいなんて上層部が言っているようでは、

しっかりした会社として見られない。

当事者の人材が入りやすいように、自社のLGBTへの取り組みを

アピールする会社も多い。

東京レインボープライドの会場にも、多数の会社がブースを出し、

自社の取り組みを発表している。

単なる採用戦略にしか見えないような会社もあれば、

社会に働きかけて通念を変えて行こう、というところまで食い込んだ取り組みを

している会社まで、様々である。

そして、渋谷区や世田谷区から始まった、同性パートナーシップという取り組みがある。

今後、同性婚の法制化を目指して、コミュニティは盛り上がっている。

2015年、合衆国のすべての州で同性婚が認められるようになった。

そういう、他国での動きの影響も大きい。

一方で、ゲイが死刑になる国もある。

各国で同性愛に関する法律がどのようになっているか、ということは

よく調べて、あらためてねちねちと書きたいと思う。

合衆国での動きは重大であり、日本への影響は大きい。

しかし、逆の動きだって起きている。

日本も、今はLGBTという言葉がかなり普及して盛り上がっているが、

低迷する時も必ず来る、と私は思っている。

問題が明らかになれば、反発もまた明らかになる。

差別がある中、今まで沈潜していたものが表に出てくれば、

今までよりも目障りに感じる人もまた多くなるわけだ。

社会の動きは波のようで、進んではまた引き、反動がやってくる。

そこは、「3歩進んで2歩さがる」であって、

結果的には少しづつ進むものだ、と信じてもいる。

反動はくるものだ。

と思っていたほうが、反動が来た時のショックはやわらぐかもしれない。

そう思って、書いている。

そんな、反動的な社会になった場合にも、負けない心構えを作っておく必要がある。

それが「プライド」だと思う。

プライドとは何か、

パレード当日の明日、書こうと思う。

ほんじゃまたね♪

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