ライブ・ア・ライブ

3DSでも配信されましたが、自分はWii Uのバーチャル・コンソールで購入したので、そちらでクリアしました。

GWの時間を使って、中世編〜最終編を一気にプレイしました。

それまでの各主人公のシナリオで感じる所も沢山あったので、ラストでそれらの熱い想いが連なる演出には涙腺が緩みました。

台詞から伝わるこのストレートな熱さは、ライブ・ア・ライブならではの魅力だと感じます。

以下、ネタバレです。

中世編のラストで他では経験した事が無い衝撃を受け、その余韻を引きずったまま最終編へ。

マルチエンディングそれぞれも見た上で感じた事は、「愛情を求めても得られず、裏切られてなお、人を信じ続けられるかどうか」でした。

シナリオの中だけの話ではなく、プレイヤーひとりひとりの生き方への問い掛けだと感じました。

勝者と敗者は紙一重で、勧善懲悪のあるべき形ではなく、時の運で残ったものが勝者と呼ばれるだけ。

現実をそう解釈したオルステッドは、そこから「ならば事実をやり直し、勝ちさえすれば良い」と言う哲学を元に、憎しみの感情のままに主人公達を集め滅ぼします。

しかし、エンディングで思い出の地を一人廻り、傷付く前の過去を思い出した最後のシーンに流れるのは「SAD END」の文字。

力で相手を支配して、自分の正しさを証明したと感じたのだとしても、それによって愛情を得る事は出来ないのだと言うメッセージだと感じます。

本当は憎しみで人を滅ぼしたいのではなく、ただ愛情を得て育みたかっただけ。

裏切りによる傷から、その事に眼を塞いだ末路は、自分以外の誰も傍らに寄り添う事のない孤独。

裏切られる事があっても、想いが届かない事があっても、時の運で敗者になろうとも、都合よく利用されるとしても。

それでも人を信じ続ける事によってのみ、人との間に愛情を持って生きる事は叶うのだと感じます。

エンディングでそれまでのストーリーを思い出しながら音楽を聴いていましたが、やはりエンディングテーマ「Live for Live」の中で、功夫編のテーマ「鳥児在天空飛翔 魚児在河里游泳」のメロディが流れる所でグッと来ました。