善意が麻痺する

昨日あたりにツイッター上で

話題になっていたんだが

性の喜びおじさんという人が

電車で客ともみ合いになった末

呼吸困難で亡くなったんだそうだ。

この人について全く知らなかったのだが

よく電車なんかで挙動不審な人ってよく

いるけれどいわゆるその類の人である。

ちょっと精神的な病気のために大声で叫んだり

意味不明なことを喋ったりしている人が

世の中にはいるのだ。

この性おじさんはその内容が非常にセクシャル

な願望を口走る系でさらに西郷隆盛のような

風貌から気持ち悪い人として一般人がツイッターで動画を撮影しアップロードして拡散したのだ。

その後、テレビに取り上げられちょっとした

有名人となっていた。みな彼を見かけると

カメラで撮影しツイッターにあげるという

ことをしていたのだった。

今回の事件の発端は性おじさんを盗撮していた

男性に怒ったおじさんがカメラを取り上げようとしたところもみ合いになり羽交い締めしして

上から乗ったところ窒息死してしまったのだそうだ。

この一連の騒動を見てみると

最近の人たちは精神的およびその身体的な

障害を持っている人たちに対して

嘲笑の対象としか捉えていないのではないかと

思ったのだった。

以前にも皮膚病で全身包帯だらけの人を

ミイラだと言ってネットに晒しあげたり

歯が抜けたおじいさんを晒しあげたり

する人がいたと思うんだけれど

こうしたことが平気でできるのは

知識がないから、そして病気の人が

それで苦しんでいることを理解していないから

である。

前述の性おじさんも精神的疾患を抱えた

人でありおそらく自分が好きで

変なことを口走っているのではないのだ。

これを面白いと思って撮影している人は

自分が同じように精神が自分でコントロール

できない病気に陥ることを意識した

ことがないのだろうと思う。

統合失調なんか普通の人でも突然

かかったりする可能性があるのだ。

そういう意識があると安易に彼らを笑うこと

なんてできないはずなのに。

自分が人を笑う前に自分は笑う立場にあるのか

そのことをよく考えるべきだと思う。

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